体には血が流れる血管やリンパ液が通るリンパ管など、目に見える経路があります。
では、よく聞く氣ってどのようなもので、どこを流れているのでしょう?
氣は、生命活動の源となるエネルギーの事をあらわします。
中医学上では、氣が流れる道筋のことを経絡(けいらく)と呼び、その氣の出入り口を経穴(けいけつ=ツボ)と呼んでいます。そして、鍼灸や氣功、漢方薬を用いて氣の流れを整え、臓器の働きを改善させていきます。
ツボって聞くと、何となく氣のことも想像ができませんか!?
目には見えないものですが、ツボを刺激することで肩こりが軽くなったり、身体が軽くなったりと、氣の流れが良くなったことで症状が改善されていくのが実感できるかと思います。
「不調が続いたので病院に行ってみたけど、何でもなかった」という時は、大抵この「氣」の乱れや自律神経系が原因だったりします。
では、この氣の流れを良くするにはどんなことが有効なのか?と言いますと、色々ありますが1番簡単な方法は『腹式呼吸』です。
大事な内臓は、交感神経と副交感神経でコントロールされています。
実は呼吸も、息を吸う時は交感神経を刺激し、吐くときは副交感神経を刺激しているのです。
腹式呼吸は血流を良くして体の緊張をほぐしたり、ホルモンバランスを整えたり、体の抵抗力を高めます。
さらに、自律神経系にも大きく作用している「氣」の流れが良くなるのです。
ちょっと時間が空いたら行なってみてください。
特に、疲れている時や、何だかやる気が出ないなぁ・・・っという時は、体が温まり変わっていくことが実感できると思いますよ!
~腹式呼吸~
・仰向けに寝転ぶ
椅子に座った状態でも出来ますが、その時は脚は組まず、浅めに姿勢よく腰かけてください。
・ゆっくりと口から息を吐く
まずは、「吐いて、吸う」ということを意識してください。
体の中の空気をすべて外に出すような感じで、ゆっくりと吐き出します。
お腹が少しずつ引っ込むように吐いていきます。
・鼻から深く息を吸う
舌を上顎に付けて、下腹が膨らむように意識しながら吸います。
・再び口から息を吐く
吸う時よりも、吐き出す時の方が倍くらいのスピードで、ゆっくり行ないます。
これを繰り返し行なってみてください。
10回~20回位、無理なく続けられるような回数で試してみてくださいね!!
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