いつになったら、秋らしくなるのでしょうね。
10月は「神無月〈かんなづき〉」です。
昔、日本中の神様が出雲の国に集まり、他の国には神様が居なくなってしまうことから「神無月」と呼ばれたそうです。
逆に、出雲では神様が集まってくるので「神在月〈かみありづき〉」と呼ばれています。
縁結びの神様として知られる大国主大神を祭る出雲大社(いずもおおやしろ)
神様にも会議があるのですねーー(*^_^*)
縁結びのお話し合いでもされたのでしょうか・・・
ところで、皆さんは神社における参拝作法をご存知ですか?
鳥居をくぐる時は「一揖(いちゆう)」と言って、軽く一礼します。
そして参道を歩く際は、端を歩くようにします。
中央は「正中」と言って神様が通られる道だからです。
出雲大社の参拝は、正門の鳥居をくぐって右手にある「祓社(はらえのやしろ)」という小さい社で穢れを落とします。
参拝をする前に、まずは参道脇にある手水舎(てみずや)で、身を清めます。
1.右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけて清めます。
2.次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
3.再度右手に持ちかえて左手掌で水を受け、その水を口にいれてすすぎます。
4.すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5.使った柄杓を立て、残った水を柄の部分に伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。
2.次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
3.再度右手に持ちかえて左手掌で水を受け、その水を口にいれてすすぎます。
4.すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5.使った柄杓を立て、残った水を柄の部分に伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。
※直接柄杓に口をつけてはいけません。
身を清めたら、参拝です。
姿勢を正します。
お賽銭を入れます。投げるのではなく、静かに入れます。
次に鈴があれば鳴らします。
神様に自分が来たことを知らせます。
そして、拝礼です。
一般的には「二拝二拍手一拝」ですが、出雲大社では「二拝四拍手一拝」です。
最後、鳥居を出る際も礼を忘れずに!