これは睡眠と自律神経系とホルモンが関係しているそうです。
お昼間は活発に動き、交感神経が優位になっているので摂取カロリーも燃焼しやすくなっていますが、夜になってきますと今度は副交感神経が働き、代謝が落ちてきます。
当然、摂取カロリーを消費しにくくなる上、脂肪として蓄えやすくなります。
また、食事をとると、血糖値の上昇によりインスリンが分泌されますが、インスリンは血糖値を下げるだけでなく、脂肪を蓄える働きもあるため、夜遅くの飲食は肥満のもとといわれています。
さらに!
近年では、『BMAL1』というたんぱく質が注目されています。
このBMAL1は、体内時計を調節しているたんぱく質の一種ですが、実は脂肪を溜め込む働きがあるようです。
BMAL1は、夜の10:00くらいから増加しはじめて、夜中の2:00頃にピークを迎えます。
とはいえ、ダイエットの専門家によっては「そんなもの関係ない!」という先生もいますし、大食い早食いの人でも、いつも夜遅くに食べている人でも、太らない人っていますよね!? きって遺伝(体質)が関係しているのでしょう。
でも、やはりそれも齢とともに変化していきます。
代謝が落ちるからなのでしょうか?「昔なら食べても太らなかったのに・・・」という声をよく聞きます。
どうであれ、あれダメ、これダメ、というダイエットは長続きしません。
ストレスが一番ダイエットを失敗させます!
私自身、何度かダイエットを行いましたが、気をつけるべきは食べ方、咀嚼数、摂取カロリーですね。
昼食は食べたい物を我慢せず、咀嚼数を増やしてゆっくりと、そしてしっかりと摂ります。
おやつも食べます。やはり咀嚼が多くなるお煎餅や小さめのおにぎりとか(*^・^*)
そうすると、夜はそんなにお腹が空かないので、消化の良い物で済みます。
そして、洋食よりなるべく和食!!
大まかでいいので、自分が食べようとしている物のカロリーが分かるようになるといいですよ。
例えば、スパゲティー。
パスタ自体はGI値(グリセミック指数 (glycemic index) がうどんよりも低いのですが、何といってもソースがキロカロリーを高くします。
たらこのパスタ 約530kcal、ペスカトーレ約600kcal、ナポリタン約620kcal、ミートソース約710kcal、カルボナーラ約740kcal
(GI値の高い順 : パン>白ご飯>うどん>そうめん>コーンフレーク>パスタ>玄米>蕎麦)
パスタが食べたければ、我慢しない。食べるならディナーではなくてランチで!そして、どちらかといえばカロリー少なめのソースを選ぶ。そしてよく噛む!
同じ食べるにしても少しだけ気にして、食べ方を変えていけば、まずウエストのサイズが少しずつ変わってきます。そうなると楽しくなってきますよ!!
夏は冬より落ちにくいですが、楽しみながら生活習慣を変えてみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な夏を迎えられると思います。
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