2015年10月14日水曜日

睡眠不足は太るもと!?

日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。
皆さん、秋の夜長をどのようにお過ごしでしょうか。

忙しい一日を終えて、読書やテレビでさあ一息…といった時、夜にも関わらずついつい甘いものやおつまみをパクリ、なんてしてしまうことってありませんか??

どうやら睡眠不足と太りやすさは、実は密接に関わりがあります。
今回は、“睡眠不足と太りやすさ”の関わりについて、お伝えします。 







◆睡眠不足とグレリン

睡眠不足になると、グレリンという、中枢に飢餓状態を知らせるホルモンが分泌されるそうです。
このグレリンが『お腹が減っている』という情報を持って中枢に行くと、私たちは『何か食べよう』と考えます
睡眠不足になればなるほど、グレリンが多く分泌され空腹感が増し、『お腹が減っているからとにかく食べよう』『食べなければ危ない』という状態に至るのです。
特に、ラーメンや揚げ物など高カロリーなものを食べたくなります。
これはグレリン本来の働きがエネルギーの補給のため、脳に高カロリーの食べ物を摂取するよう指令を出しているからなんですって。





◆睡眠不足が与える悪影響

睡眠不足は肥満を引き起こすだけでなく、記憶力低下でミスも起きやすくなります。また、感情のコントロールが効かなくなり、イライラしたりストレスも溜まる…
そしてまた夜更かしへとつながります。

こうしたことが重なると、お肌も荒れたりくすんだり。
寝不足ひとつで、気づけば負のスパイラルに陥ってしまうのです!



◆適切な睡眠時間とは?

睡眠時間を3時間減らすとグレリンの分泌量は1.15倍になるそう。
また、1日平均7~9時間睡眠の人に比べて、4時間以下の人は73%も肥満になりやすいそうです。
グレリンをあまり多く分泌させないために、適切な睡眠時間を守ることが大切です。
一般的には6~8時間が好ましい睡眠時間と言われています。



質の高い深い睡眠をとる

睡眠不足の解消といっても、仕事が忙しい人など時間が限られている人にとって睡眠時間を増やすことは難しいですよね。
だったら、睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか?

寝る前に、ぬるめのお風呂(必ず、ぬるめで!)にゆっくりとはいる。
また緑茶やコーヒー紅茶などは寝る前に摂取するのは避けましょう。 
カフェインを摂ると神経を刺激してしまいますからね。

飲むなら、睡眠に効果のあるハーブティーやホットミルクが良いです。
心配事をなくし、リラックスした空間をつくることを心がけましょう。
また、眠りを誘う音楽を聴くのも良いですね。



秋の夜長はグッスリ眠る、「睡眠の秋」「快眠の秋」というのはいかがでしょうか。







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