2016年8月15日月曜日

果物によるアレルギー

果物やナッツ類を食べた後に口腔内がピリピリしたり、むず痒くなったりしたことはありませんか?



意外と知られていないのが、果物やナッツ類による「口腔内アレルギー症候群」です。
魚介類や野菜は注意していても、結構果物は見落としがちです。


アレルギーを起こしやすい果物で有名なのは、桃やキウイ、パイナップル、マンゴー、バナナなどなど・・・

例えば、ブタクサで花粉症の人は、メロンやスイカなどのウリ科で症状が出やすかったり、シラカバやハンノキの花粉症の人はりんごやさくらんぼなどのバラ科の果物で反応することがあります。



結構たくさんあるんですよ!

「ラテックスアレルギー」と言って、ラテックス(天然ゴム)でアレルギーを起こす人は、メロンやバナナ、キウイ、マンゴー、パパイヤ、などの果物にも反応してしまうそうです。
これは、これらの果物のたんぱく質構造がラテックスに含まれているたんぱく質と似ているためで、「ラテックス・フルーツ症候群」と呼ばれています。

症状は、口腔内のピリピリ、イガイガ、だけでなく、体内に入った場合、吐き気や腹痛が起こったり、喘息の発作がでることもありますし、数日後(遅延型)に発疹が出たりすることもあります。

アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症などの症状が出ている方は、一度アレルギー検査をされると安心して口にできますね!!





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