小さい物や細かい物をつまむ時や、プルトップを開ける時などは、「爪があると便利!」なんて思ったりしますが、本来の役目って何なのでしょう・・・
手の爪は、指先を保護するためにあります。また、先ほど書いたように物をつかむ時にも必要となります。
足は爪があることで、指先に力を入れることができます。つまり、爪があることで歩けるのです。
もちろん歩くだけでなく、走ったりとび跳ねたりという行動も足の爪があるからできることなのです。
もともと爪は、皮膚が変化してできた『皮膚の附属器官』です。ですから、爪は皮膚同様に私達の健康状態を表してくれるています。爪をみると体調の変化が感じ取れるんですよ。
たとえば爪が変色してくるとか、爪に筋がはいったりとか。
日ごろからケアを忘れてしまいがちな足の爪ですが、毎日の歩行などで酷使しています。充分いたわって、ちょっとした変化を見逃さないことも健康への第一歩です。
≪爪の名称≫
爪床から離れて伸びている部分
指を保護している
爪と皮膚がくっついている部分
爪甲の両側にある指の皮膚の部分
新しく生える爪を作る部分
爪の根元部分にある白っぽい部分
爪甲が作られた根元部分
爪甲と皮膚の境目を覆うようにある角質の部分
次回は、爪のトラブルについてお話します。