か。6月でこの暑さでは、7月~9月はどんな暑さなのかしら?って想像するだけでぐったりしてきます。今から夏バテにも負けない体作りをしておかないと!ですね。
さて、こう暑いと体温調節のために汗をたくさんかくことになります。体温が上昇しますと、毛穴に付随している皮脂腺から分泌される皮脂の量も多くなり、毛穴に角栓(皮脂詰り)が出来やすくなります。また、汗によってふやけた皮膚は、菌の繁殖がしやすい状態です。そうしますと、ニキビが出来やすくなったり、ウイルスや細菌による皮膚疾患に罹りやすくなってしまいます。
夏場に引き起こされた皮膚疾患は、治るまで時間を要します。そうならないためにも、日々のスキンケアはとても重要です。
汚れを落とすことが大事となりますが、皮膚疾患に罹りやすい肌体質の方にとっては、意外に難しいことなのです。「なぁ~に、石鹸で洗うだけじゃない!?」て、思われるでしょうが、そんな簡単なお話では済まないのです。石鹸選びから、洗う方法、お水の温度、拭くタオル等々、細かくお話したらキリが無いくらいです。実際、皆さんはどのように行なっているのでしょう?
まず、洗顔を始める前に、手をキレイに洗浄しましょう!
掌は汗腺が密集して湿った状態なので、雑菌が非常に繁殖しています。汚い状態の手で泡立てようとしても、なかなか泡立ちませんし、第一不衛生です。ということで、手の洗浄からスタートです。
次に、顔をぬるま湯で数回すすぎ、毛穴の汚れを落としやすくします。水の温度ですが、30~36℃の温めのお湯が理想です。脂性肌の場合は34~36度位の高め、皮膚トラブルが起きている場合は低めが良いでしょう。
泡の量ですが、皆さんは掌の皮膚が隠れる程度の泡立ちで満足していませんか?その位の泡立ちでは皮膚に負担がかかります。掌がふわっふわの泡で覆われる位泡立てます。そして、その泡で顔を洗っていきます。手を上下に動かすのでは、洗浄出来ていない部分が出来てしまいます。特に、皮脂分泌の多い正中線上(顔の中心部で顎、鼻中央、眉間など)は、結構洗浄出来ていないことが多いです。ここが1番洗浄すべき部分なので、指先でらせんを描くようにやさしく洗浄していきます。
次に、濯ぐ時の注意です。濯いでいると生え際に泡が入り込んでしまう場合があります。濯ぎ残しは肌トラブルの素となります。生え際部分も髪が濡れてしまう所まで濯ぎましょう。万が一、ぬるま湯を洗面器などに溜めた状態で濯いでいる方は、最低でも3回位は新しいぬるま湯に取り換えて濯いでください。
タオルで顔を拭く時は、擦らずに軽くポンポンッとあてて水分を取り除きます。
※メイクをされている方、皮脂分泌が盛んな方は、洗顔前にクレンジングを行なってください。正しいクレンジングを行なうと、ブラックヘッド等は解消されますよ!
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