リンパマッサージは、皮膚表面を軽く撫でる程度の圧で行ないます。強く行なったり、間違った方向で行なうと逆効果になる場合もありますので、注意してください。
1.まずは、鎖骨の部分を指先でゆっくりと、軽く擦りましょう。ポンパージュと言って、軽く圧する方法もありますが、慣れるまではさする方法で行なってください。
これは、顔のリンパが最終的に鎖骨下の静脈角に流れていくので、まずはそこの流れをスムーズにしておくためです。基が詰まっていたら、一生懸命顔のリンパを流しても、詰まる一方です。ですから、鎖骨下に近い部位から遠い部位の順に行なっていきます。
2.次に頸のリンパを流します。4指揃えて第2関節まで使って、耳下腺リンパ節~鎖骨リンパ節に向かってゆっくりと流します。両手で行なうのが辛い場合は、右手で左側・左手で右側を行なうとスムーズにできます。
3.手を返し(手掌が天井に向くような状態です)、指先が喉の方に向くようにして下顎骨(フェイスライン)をやさしく擦ります。骨膜の血流を良くします。注:この部分は、本当に軽く行なってください。
4.下顎のリンパを耳下腺に向かって流します。フェイスライン同様、手を返し、指先が喉方向のまま、4指揃えて、中央から耳下腺に向かってゆっくり行ないます。この部分も、行ない辛いようでしたら、片方ずつでも構いません。その際は、右側は右手で、左側は左手で、そして示指と中指で下顎骨をはさむようにして滑らすと、流しやすいと思います。
5.ここは、示指の側面を大きく使って、矢印の方向にゆっくり滑らせてください。基本は、とにかく「ゆっくり」「軽く」です。
顎の部分は、下唇からフェイスラインに向かって放射線状に行ないます。そして、口角辺りは、耳下腺に向かって、小鼻からアリキュラ(顎関節)に向かって流してください。
6.眼窩周辺は、一番皮膚が薄いので今まで以上に軽く行なってください。
眼の下→目頭テンプル(こめかみ)へ
眼の上→目頭からテンプルへ
クリームを伸ばすような感じで、やさしく行なってください。
7.4指を使って、中央からアリキュラに向かって流します。
ここまでで一通りのリンパを流しましたので、最後によりスムーズに流れるよう、リンパ節の部分を行ないます。
7.が終わりましたら、4→2→1で終了です。
1つ1つの工程は、5~6回ずつ位は行なうようにしてください。
本当に軽~く、ゆっっっくり行なってくださいね。イメージとしては赤ちゃんの肌を擦る軽さと、亀さんの歩みです。例えが解り辛いですかね!?ごめんなさい。
鏡をよく見て、ご自分の顔が変わっていくのを実感してください。肌は優しく撫でられると喜びますよ!!透明感が出て、スッキリしたお顔に変身できますので、是非お試しください。
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