体の器官は、すべて足の裏・足の甲・足の側面につながっています。その反射区を刺激して自然治癒力を高めるのがリフレクソロジーです。
鍼や灸などで効果のあるツボは点状ですから、外れると効き目がありませんが、その点反射区はある程度の広がりがあり(反射ゾーン)、誰でも刺激しやすいので効果が高いといわれています。
体の各器官と反射区とは、お互いにとても敏感に反応しあっているので、体のどこかが不具合になると反射区にも影響が出ます。つまり反射区を触れば体の状態がわかりますし、逆に反射区を刺激すれば、体の各器官が活発に働くようになって健康につながります。
足の反射区は60数箇所あり、全身の器官をカバーしていることが判明しています。足の反射区を見ると左右対称ではなく、体の中心から右にある臓器は右足に、左にある臓器は左足に反射区が存在します。また、つま先から踵に向かって反射区を見ていくと、頭から下半身へ移動していることがわかります。
では、反射区を詳しく見ていきましょう。
足裏の図を見ると、つま先から頭、その下の部分は上半身、かかとの部分は下半身になっており、身体を凝縮したようになっています。
・母趾(第1趾) ~ 大脳・小脳・下垂体など
・母趾(第1趾)の付け根 ~ 首・のど
・その他の足指 ~ 副鼻腔
・足指の付け根の下 ~ 目・耳
・足指付け根と土踏まずの間~甲状腺・肺・気管支・肩・横隔膜
(左のみ心臓)
横隔膜の中央部分に太陽神経叢(ソーラープレクサス)
・土踏まず ~ 胃・腎臓・副腎(右足のみ肝臓・十二指腸)
(左足のみ膵臓・脾臓)
・かかとの部分 ~ 大腸・尿管・小腸・座骨神経
・足の甲 ~ リンパ(鼠径部、上肢、腋窩)・胸部・卵管・精管
・足の内側 ~ 脊柱・膀胱・胸腺・座骨神経
・足の外側 ~ 肩・膝・腕・足・臀部・骨盤筋・卵巣・睾丸
・感情をコントロールしている神経系のネットワークが集まっている器官のこと。刺激することで自律神経のバランスがとれ、リラックスする。
最後に、足の反射区をマッサージする事で、どのような効果が得られるのか説明いたします。
足の反射区にトリートメントをする事で、エネルギーゾーンのバランスが崩れている場所を突き止め、エネルギーの流れを調整して症状を改善していきます。
現代では病気になる前に予防することが大切で、自分の健康は自分で責任を持って守るべきだという認識が高まっています。主に奨励されているのは健康的な食事ですが、リフレクソロジーのような自然療法も、健康を維持するために有効です。月に1回、又は2ヵ月に1回くらいの割合で定期的にトリートメントを続ければ、身体の状態がチェックできます。押されたときに痛い反射区があれば、身体のバランスが崩れていることが考えられ、その部分に働きかける事で、未病のうちに防ぐことができるのです。
反射区に働きかけると、その場所に対応した身体の部分への血流が増加します。日頃あまり歩くことがなく、足を使わなければ筋肉は衰えてしまいますが、トリートメントで足に刺激を与える事で筋肉が活性化され、血液の流れを促進することができます。
血液は身体中に酸素や栄養を運び、老廃物を取り除いて体外に排出する働きをします。その血液が多く供給されるようになるということは、トリートメントで働きかけている身体の部位の代謝が促進されることといえます。
④リラクセーション
トリートメントには非常に高いリラックス効果があるので、身体の自然治癒力が働きやすくなり、全身の機能がスムーズに働くようになります。現代では、疾患の原因として第一にストレスがあげられています。リラクセーションにより神経の緊張をほぐし、ストレスを軽減することは、低下した自然治癒力を回復させ未病のうちに防いでいく上でも、非常に重要な要素であるといえます。
疲労を軽減し、リラックスすることで身体に本来備わった自然治癒力が促進されます。重い症状を除けば、身体の不調のほとんどは、自ら回復することが出来るようになっています。リフレクソロジーのトリートメントを行なうことで、自然治癒力が促進され、身体の不具合を自ら改善する力が高まります。
是非、リフレクソロジーを体感してみてください。きっとお帰りの際は、足が軽やかになり、体も温まってくるのを実感していただけますよ。
ご予約、お問い合わせは
03-3368-8188 アスクレ
|
|
0 件のコメント:
コメントを投稿