2014年10月21日火曜日

女性ホルモンによる体の変化とケア


急に秋らしい気温になりましたね。
季節の変わり目なので、皆さん体調には
お気をつけください。
 
 

 
今日は女性ホルモンによる体の変化、また更年期による不調のケアについてお話したいと思います。



女性ホルモンって聞くだけで、何だかやわらかいイメージが膨らみます。



実際には、エストロゲン:生殖機能維持や卵胞の成熟、排卵促進、子宮内膜の増殖などの性周期の前半を維持する役割のホルモンと、
プロゲステロン:卵胞発育の抑制などの性周期後半の維持、子宮内膜の肥厚、妊娠持続作用などの役割のホルモンがあります。


その他にも働きがあるんですよ!

実は、女性ホルモンは骨量の維持や自律神経系の安定・記憶力の維持など重要な働きをしているんです。
知っていましたか??

どっちかの分泌量が極端に減ったり増えたりするのが、「ホルモンバランスが崩れてる」状態なのですが、「何故そうなってしまうの?」って思いますよね・・・

女性の体はデリケート!だから、ちょっとしたストレスや寝不足などの負担によって、女性ホルモンは大きな影響を受けてしまいます。

例えば、ストレスで自律神経系が乱れてしまうと、若い人でも更年期障害と同じような症状が出てくるそうです。

症状は、無気力・不安感・孤独感・肩こり・便秘などの症状が表れます。

ではケアですが、結局はお決まりの「規則正しい生活」だなんて言いません。それが出来るなら、人に言われなくてもしていますもの!

ということで、まずは深呼吸をおススメします。 
鼻から吸って、ゆっくりと吐き出す・・・
深い呼吸は自律神経系を整えてくれます。

ストレッチも有効です。かる~く体をほぐす程度でOKです。
自律神経が緊張した状態ですと、背中の筋肉もカチコチ!!!だから、少しでもほぐしてあげないと・・・
そして、筋肉もほぐれやすくなり、リラックス効果が高い入浴もおススメです。湯船にゆっくりと浸かる習慣をつける。これは自律神経系だけでなく、冷えの改善にも効果的ですよ。


そして、就寝前はなるべくTVやPCなどで刺激を受けないようにしましょう!
良い眠りのために、少し暗くしたお部屋でリラックスすること。好きな香りのアロマオイルを焚くのもいいですよ。

 
 
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2014年9月25日木曜日

タイプ別「頭痛」

お買い物に行くと、秋の味覚が出始めていることに気付きました。
やはり『旬』の物をいただくのは体にもいいですし、目でも楽しめますよね!


さて、秋というと「台風」がよく発生します。
秋の台風は偏西風の影響をしっかり受けるので、夏に発生する台風よりも進行スピードが速いそうです。そして秋雨前線と連動して大雨を降らせる場合が多いです。 毎年のことですが、台風被害が心配ですね。



この時期、気圧の関係で体調を崩される方が多いですが、なかでも普段から頭痛に悩まされている方は深刻です。

皆さん、頭痛にも様々なタイプがあることを知っていますか?




普段起きる頭痛は、風邪や二日酔いなどが原因ですが、脳の病気(脳腫瘍やクモ膜下出血など)が原因の頭痛もあります。

「脳の疾患による頭痛」はMRI(磁気共鳴画像)や
CTスキャン(コンピューター断層撮影法)といった
検査で診断します。

 
今回お話しするのは、繰り返し起こる強い頭痛の【慢性頭痛】です。
慢性頭痛は「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。


●緊張型頭痛

こめかみ痛がしたり、肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。ひどい時には吐き気をきたすこともあります。

精神的、肉体的ストレスが引き金

・主な原因として、同じ姿勢を続けたことによる血行不良
・肩こりや頸の筋が緊張してしまう「こり」からくる神経痛
 
頭痛がひどい方は「頭に輪をはめてしめつけられるような痛み」と表現されます。

                      
 対処法
*頸を左右に倒すストレッチ
*後ろを見るように頸を左右に回転させる
*温熱パットやシャワーなどで肩を温める

*ジョギングなど適度な全身運動
                     等々
 
      
生活習慣を見直す必要がありますが、仕事で1日中PCという方は、なかなか変えることは出来ないと思います。仕事の合間に、少しでもストレッチをしたり、定期的に『丹羽式正體術』を受けられると改善が早いですよ!

 
・片頭痛

頭の片側や両側がズキズキガンガンしたり、吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返したりします。
時には拍動痛がある他、多いときには週に23回発作的に強い頭痛が起こります。
2040代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。
女性の場合、生理前後にエストロゲンが減少するため、女性ホルモンの変化から影響され、片頭痛となります。
 
対処法 
*血管を広げてしまう入浴や運動、
 マッサージなどは厳禁
*こめかみなど痛む部分を冷やし、
 静かな部屋で休むこと
こめかみを押さえて血流を阻害する


・群発頭痛

激しい痛みが片側の目の奥に起こります。
特徴として
「目の奥をえぐられるような」
「柱に頭をぶつけたくなるような」
と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こります。
痛むのと同じ側から流涙、結膜充血し、鼻汁分泌などの症状を伴います。
平均して年に12回、期間は12ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。

約80%が男性患者で、50歳を過ぎると症状が出にくくなります。
原因の詳細は不明のようですので、「あれ?もしかして・・・」と思われる方は1度診察に通われた方がいいと思います。





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2014年9月10日水曜日

小鼻の汚れを改善しましょう!

「暑さ寒さも彼岸まで」
今時期になると、この言葉を思い浮かべます。
秋分の日は昼夜の長さがほぼ同じで、この頃になると夏の暑さも薄れて過ごしやすい気候になっていきます。毎年、そう感じていましたが今年はすでに過ごしやすいです。

ちなみに「お彼岸」は、春分の日、秋分の日を中日として、その前後の3日を合わせた7日間のことを指します。(もとは、この期間に行われる「彼岸会」のことを指したそうです。)


 


涼しくなってきますと、肌の水分不足による乾燥肌が気になり始めますね!!
でもその前に、夏の肌トラブルを改善しておかないとなりません。
その1つが毛穴の汚れを取り除くことです。


実は、夏など暑い時期で体温が上昇している時は、汗を分泌するだけでなく、毛穴が開きその毛穴に付随している『皮脂腺』から脂が作られやすくなっています。

逆に寒くなりますと、皮膚は毛穴を閉じて体温が逃げるのを防ぎます。

夏場、活発になった皮脂腺から出た皮脂=脂や細胞の老廃物などが、毛穴に詰まったままになっていませんか?

これからの季節、毛穴が収縮しやすいので詰まった汚れは今のうちに取り除かなくてはなりません。


よく、小鼻に黒いぽちぽちっ!とした汚れをみかけませんか??
これが所謂『ブラックヘッド』
皮脂腺から出た汚れが詰まっしまい、空気に触れている表面部分が酸化して黒くなってしまうものです。
ここまでくると、スチームをあててベントーゼ管で吸引をしたり、アルカリ化粧水で軟化させてスクイーズしたりと、エステケアをしないと取り除けません。
こうなる前の「ホームケア」が大事なのです。





まずは、クレンジングオイルで脂汚れを溶かすイメージで落としましょう!
出来ればクレンジング前にスチームタオルで顔を覆って蒸らすと、より汚れが取り除きやすくなります。

脂性肌の方はさっぱりタイプのジェルクレンジング剤を好む方が多いですが、脂は水溶性の物では落ちにくいです。
また、クレンジングはメイクを落とすだけではありません。
脂を落とすって考えると、男性の方でも抵抗なく使えると思いますよ!

そして、優しく丁寧に、ゆっくり小さな円を描きながらクレンジング剤をなじませてください。
この時点でぽろぽろっと、毛穴に詰まった汚れが取り除けたりします。

クレンジング後はぬるま湯ですすぎ、その後石鹸洗顔してすすぎます。
最後に、必ず化粧水やクリームで保湿ケアしてくださいね。


 

 
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2014年8月18日月曜日

アロマオイルで虫除け

先日、自宅マンションのエレベーター内で「あれ?ラベンダーの香りの様な・・・」と思ったことがありました。
最近エントランスに蚊が飛んでいるので、住人のどなたかが虫除けにスプレーしてくれたようです。

ご存じの方も多いと思いますが、精油の中には虫が嫌う香りがいくつか存在します。
殺虫することはできませんが、寄せ付けないということで蚊に刺されたりすることを防ぐことができます。
香りも良いですし、この季節に多い『やぶ蚊』や、苦手な方も多いあの『害虫』を追い払うことができるので、是非お試しください。




虫除けにおススメの精油

・ユーカリ
・ゼラニウム
・シトロネラ
・ペパーミント
・レモングラス


どれか1つだけで作るのも良いですし、この中のエッセンシャルオイルをブレンドして作っても構いません。



どの精油も雑貨屋さんなどで手軽に購入できる精油ばかりです。
香りには好みがありますので、まずは店頭(テスター)で香りを試してみてください。


《用意するもの》
・無水エタノール           5㎖
・精製水                45㎖
・精油(エッセンシャルオイル)  10滴

《作り方》
・スプレー容器に無水エタノールと精油を入れ、よく混ぜ合わせる
・精製水を加えて、さらに混ぜる

お部屋にスプレーするのもいいですが、網戸に吹きかけるとより効果的です。
ご使用前には、よく振って混ぜてからスプレーしてくださいね!


害虫を寄せ付けないようにする場合は、スプレーよりも塩&精油の置物の方が効き目があります。
小皿に塩(唯一食べないそうです)を盛って、そこにペパーミントを5~6滴垂らすだけです。精油の香りが弱まったらまた同量の精油を垂らしてください。
あの憎き『害虫』はペパーミントの他にクローブやシナモンも効果大です!!
キッチン周りに置いてみてはいかがでしょうか。





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2014年8月9日土曜日

全身に・・・

まずは、この度の台風により被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。




蒸し暑い日が続きますね・・・
皆さん、夏バテしていませんか?
食事はちゃんと摂れていますか?


先日、全身に湿疹が出てビックリ!
アレルギーなんか有ったかな?

何か体に合わない食材を口にしちゃったのかな?

と色々考えましたが、思い当たらず・・・


 
原因は、近所の病院で処方された薬でした。
怖いですねぇ。


体質って変わるものなのでしょうけど、薬まで合わない物が出るとは考えもしませんでした。
確か以前も処方された薬だったのですが、もしかしたら症状が軽くて気付かなかっただけかもしれませんね。
 

そういえばパイナップル食べると口の中が変な感じ!とか、アレルギーなのかなぁ?って、思うことがあったのに、たまにしか無いことなので、そのままにしていました。
今回はさすがに懲りましたので、アレルギー検査を徹底的に行ないます!


皆さんも
あれ?そういえば・・・って
思い当たることがあるようでしたら、信頼のできる病院に相談してアレルギー検査をした方がいいですよ。
特に元々アレルギーがある方は、定期的に行なった方が体質の変化にも対応出来て安心ですね!




 
 

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2014年7月28日月曜日

夏の感染症



梅雨も明け、本格的な夏の到来です。
日差しも強く、蒸し暑い状態ですと、お子さんのいるご家庭では家族皆でプールや海に行き、休日を楽しむことと思います。

子供の頃は、真っ黒に日焼けしても全然気にせず、逆に肌が白いと子供らしくない!なんて思ったりもしていました。

今では、あの無防備に日焼けした肌は考えられませんが・・・



プールと言えば、毎年ニュースでも報じられるのが「手足口病」や「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」です。
今回は、この感染症を簡単にご説明します。





「手足口病」
エンテルウイルス属の主にコクサッキーウイルスA16による感染症で、発熱、口内炎、手足の水泡性発疹が特徴です。
発疹は、手のひらや手の甲、足の裏、足の甲、膝周りの他に、臀部などにも出ます。
また、感染経路は飛沫、又は接触感染です。
発疹によってお口の中が痛いと、食欲不振と水分不足になりますので、脱水症状には注意が必要です。






「ヘルパンギーナ」
原因は主にエンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA群ですが、他種のコクサッキーやエコーウイルスによる感染もあります。
このように原因となるウイルスが数種類あるので、何回もかかることがあります。


困りますね・・・


感染経路は経口感染、空気感染です。症状としては高熱と口腔内に水泡や口内炎ができる他、口蓋垂・喉頭炎症などが特徴です。やはり、口腔内の炎症によって脱水症状になりやすいです。




「咽頭結膜熱(プール熱)」
アデノウイルスによる感染症です。この感染症は5歳以下の子供が全体の約80%を占めています。
多くは患者からの飛沫感染で、その他に接触感染、タオルなどの共用による感染が考えられます。
39~40℃の高熱が4、5日続き、咽頭痛も症状として出ます。

治ってからもしばらくは便にウイルスが排泄されるので、お子さんの排泄処理後などの手洗いやプールやお風呂などに入る際、お子さんのおしりをよく洗うことを心がけます。






乳幼児が多く罹る感染症ですが、看病している大人が感染することもあります。
夏バテ気味の、ちょうど体力も免疫力も低下している時などは要注意です。手洗いやうがいをしっかりと行い、予防しましょう!
   

 

 
 
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2014年7月18日金曜日

疲労回復にあんず酒

蒸し暑い日が続きますが、皆さんきちんとお食事摂っていますか?
これからが夏本番となり、一層暑さが増してきます。
以前、そんな夏にも負けない体作りに大切なビタミンCや酵素のお話を致しましたが、今日は疲労回復に効果的な『あんず酒』をご紹介します。







あんずは中国が原産地で、アプリコットとも言います。あんずの種の殻を割ると中に核(仁)があります。これが『杏仁』です。皆さんもよくご存知かと思いますが、この杏仁は漢方に用いられます。特にせき止めやのどの痛み、喘息などに効く漢方薬に含まれています。
あんずは春に花が咲き、6~7月頃に実が熟します。
あんず酒を作るのに、ちょうど良い時期ですね!!



あんずの実は適度な甘みと酸味を持っています。
酸味の主成分は、リンゴ酸、クエン酸で、その他の成分としてブドウ糖、果糖、ビタミンA、B2、Cと鉄分、リンなど豊富なミネラル分が含まれています。

身体を温め、腸の働きを整え、疲れを回復させる効果があります。ですから、これから冷房などで悩まされる体の冷え、便秘、そして疲労回復に対してとても効果的です。

  
 
あんず酒の作り方
容器:果実酒瓶(4リットル用)
あんず:1kg
ホワイトリカー:1.8リットル
氷砂糖:300g

1.果実酒用の瓶を洗い、乾かします。
2.爪楊枝などであんずのヘタを取り除きます。
3.あんずを水洗いし、よく拭きます。
4.あんずと氷砂糖を交互に入れます。
5.静かにリカーを注ぎます。

直射日光の当たらない涼しい場所で保存してください。
3か月過ぎますと出来あがりますが、熟成期間が長ければ、より一層美味しくいただけますよ。







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