2014年2月10日月曜日

保湿剤の成分

今回は前回おススメしました、保湿成分について1つ1つ説明していきたいと思います。
化粧品の成分は数にして10,000以上も有ります。そして、その中の約40種が保湿効果のある成分です。
今日は、まず「プラセンターエキス」です。

プラセンタ(胎盤エキス)は、母体と胎児を結んでいる胎盤のことです。
胎盤は、胎児に酸素や栄養分を与えるだけでなく、各器官が確立していない胎児に代わり、肝臓
や腎臓、肺臓の役目をしています。そして、約10カ月で1個の受精卵を1人の人間として育て上げます。
凄いですよね!?
つまり、胎盤には胎児の成長に必要な栄養素であるたんぱく質(各種アミノ酸)、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているということです。

胎盤は昔から「不老長寿」や「若返り」に効果があるとして珍重されてきました。例えば、中国では「紫河車」(しかしゃ)という名の不老長寿薬が活用されていましたし、日本でも、加賀三大秘薬の一つである「昆元丹」に用いられていました。
また、草食動物でさえ、産後に自らの胎盤を食べて、低下した体力を回復させると言われています。

現代では、美容目的のプラセンタ療法が確立され、特に有名なのがスイスのレマン湖のほとりに多数ある、アンチエイジングのクリニックです。
その療法は、羊の胎児の細胞や、細胞から抽出したマイクロペプチドを人体に注入するというものです。
世界的に有名な女優や歴代のアメリカ大統領、ヨーロッパやアラブの王侯貴族、ハリウッドスターたちも、時間をつくってはここの治療を受けて、美や若さを保とうとしています。 皆さん、キレイになるために、色々されているのです!


「スイス迄行っている余裕なんて無いわ!!」と皆さん思いますよね。
そうです!わざわざスイス迄行かなくても、今は美容クリニック等でプラセンタ注射が簡単に出来るようになりました。ただ、注射などしなくても、化粧品成分のプラセンタエキスは、効果が実感できる優れ物です。経皮吸収されやすく、皮膚表面もモチモチっとした感じになってきます。高いお金を出さなくても、充分キレイな肌を保てますよ!!

今は、化粧品は全成分表示なので、配合の多い順に書かれていますから、少しでも手前の方に「プラセンタ」が書いてある物を選んでみてください。1番良い方法は、ピュアエッセンスを手に入れて、洗顔後の素肌に真っ先に塗布する事です。その後、普段のお手入れ通りの化粧水、セラム、クリーム等々されると、お肌が変わっていくのが実感いただけると思います。
是非、お試しください。