2015年1月19日月曜日

ドライマウス

もう大寒ですね。
空気の乾燥も一段と増してきました。


「乾燥」
この文字から連想されるものとして、乾燥肌やドライアイがあります。
近年では『ドライマウス』もよく耳にします。

ドライマウスの原因は、ストレスから唾液の分泌が不足したり、糖尿病・更年期障害・腎臓病・薬物などからくるもの、また鼻炎等で口呼吸になりやすいことで口腔内が乾燥してしまう、等々があります。
食事の内容も関係があるようですよ!
噛む=咀嚼の少ない食事を摂っていると、唾液の分泌も減ってくるそうです。



このドライマウス、意外と厄介です。
通常、口腔内は唾液によって潤い、細菌の繁殖を抑制しています。
しかし、唾液の分泌が不足してくると口腔内のphが傾き、菌の繁殖から虫歯・歯周病を促進したり、口臭の原因になってしまいます。
口の中がネバネバするとか、食べ物を飲み込みにくい、口内炎ができやすい、口唇・口角がひび割れるなど、思い当たることはありませんか?







ドライマウスを改善するには、当然唾液の分泌を促進することです。
食事の際によく噛むこと。
お水をこまめに飲むこと。
キシリトール入りのガムを噛むのも唾液分泌に効果的です。
うがい薬を用いて口腔内を清潔に保つ。



その他、口腔内で行なう運動があります。
口周りの筋力UPプラス唾液分泌促進の効果がある、いーうー体操や舌のポッピングです。

いーうー体操は、以前ASCLEブログで取り上げた「口呼吸を鼻呼吸に」でご紹介しました、あいうべ体操の「い」と「う」の部分です。

頬をグッと上げ前歯を見せるように「イ」の口をする
口をできるだけすぼめて「ウ」の口にする
これを、10回1セット行う

ポッピングは舌を丸める感じで行ないます。
「ら」を勢いよく言うイメージです。
 
舌先を前歯の裏の上あごにつけ、勢いよく下あごに向かってはじく
10回1セット行う

専門の医療機関でご相談されることが1番ですが、ちょっと気になった時に唾液の分泌を促すためにも、是非口腔内の運動をしてみてください。
ドライマウスが改善されてきます。




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