2013年5月27日月曜日

紫外線は紫害線??

この季節になると、TVや雑誌で取り上げられるのが『紫外線』です。

私の子供の頃は「しっかりと太陽の光を浴びていると風邪を
ひかない。」と、親によく言われたものです。
紫外線の効果として、ビタミンD形成作用や新陳代謝促進
殺菌消毒効果などがあります。よく、病院などで使用済みの
スリッパを入れる、中が紫色の物を見かけたことがありませんか?
あれがまさに紫外線消毒器です。

でも、そんな日光浴の話はひと昔(いや、ふた昔?)前のことで
1998年には母子手帳から『日光浴のすすめ』が排除されました。
これは、紫外線の影響によって皮膚癌の発生や免疫力低下
老化の促進等々が明らかになったからです。

それでも欧米に比べますと、日本人は紫外線に対する意識が低く
UV対策もせずに出歩いていることは、自殺行為と同じで、呆れられています。
特に、オゾン層の破壊から皮膚癌への影響が深刻なオーストラリアでは、
赤ちゃんの時から紫外線防止が始まっています。


さて、皆さんご存じだと思いますが、紫外線は3つに分類されています。


UV-A波(長波長)
皮膚の深部にまで入り込むため、しわができやすくなります。
また、メラノサイトを刺激して活性化させるため、あとから
シミが出てきたりします。
このことをサンタンと言います。

 
UV-B波(中波長)
短時間で皮膚が赤くなったり、ヒリヒリしたりします。これは、
日焼けによる熱傷状態で、シミの原因になります。
この炎症をサンバーンと言います。

UV-C波(短波長)
従来はオゾン層で吸収されて、地球には届きませんでしたがそのオゾン層の破壊が破壊されている場所では、UV-C波による被害が報告されています。



5月あたりから紫外線は強さ・量とも増えてきます。
どうしても7月~9月の照りつける日差しの時期以外は、紫外線対策を怠りがちですが、
この時期に紫外線対策をしないと、UV-A波によって『肌老化』がひそかに進行してしまいます。

紫外線カット効果のある素材のシャツを着たり、つばの広い帽子を被ったり、日傘など色々ありますが、紫外線から守るのはお顔だけでなく、首を忘れないでくださいね!!
紫外線防止剤や(皮膚の敏感な方にはお勧めしません)襟を立てたりして、保護してください。


どうしても皮膚が日焼けしてしまったら、すぐに洗浄して
NATURAL スキンパックを塗布して10分→水洗い→
水分を拭き取ってもう1度スキンパック塗布して10分→
水洗い→水分を拭き取ってNATURAL スキンローション→NATURAL スキンクリーム
このお手入れをすると抗酸化作用と鎮静効果で美肌を
保てますよ!!





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