2014年3月10日月曜日

白湯って美味しい!

まだまだ風は冷たいですが、ようやく日が延び始め、春を感じるようになりました。
春が訪れると、何だか心もウキウキしてきます。
でも、もしかしたら「春=心がウキウキする」って、女性だけの感覚なのですかね?


今日は『白湯(さゆ)』についてお話したいと思います。
皆さんは、お仕事の合間やご自宅で寛いでいる時に、何を飲まれていますか?
一般的には、お茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶等など・・・
他にも様々な飲み物があります。なかには、昼間から「アルコール!」ていう人もいらっしゃるのかも。(アルコールは、程ほどに!ですよ)

 ここで提案ですが、朝の1杯を白湯に替えてみませんか?
白湯って、飲むだけで色々な効果があるのです!
特に、朝起きた時に口にすると、内臓の働きにも効果的ですし、デトックス効果もあります。
人は寝ている間に、たくさんの汗をかいているので、起きた時は水分補給をしなければなりません。そこで、朝起きた時に白湯を飲むと、睡眠中に体に溜まった老廃物や毒素が排出されやすくなります。


白湯の効果は、他にもあります。
胃腸が温まることで、冷え性の改善につながります。
これは、胃腸の消化吸収がスムーズになり、全身の血液循環がより促進されるからです。
また、このように内臓の働きが良くなることで、基礎代謝も上がってきます。毎朝、白湯飲むことを習慣付けて、さらに軽い運動をプラスすれば、ダイエットがしやすい体になってきます。
 女性の悩みで多いのが、浮腫み体質ですが、この浮腫みにも白湯は効果的ですよ!


白湯は古来より、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでも用いられています。
アーユルヴェーダでは、生命のエネルギーを「ドーシャ」といい、そのエネルギーを3つ(トリ)のドーシャに分けています。

3つのドーシャは、サンスクリット語でそれぞれ「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」と呼ばれています。
ヴァータは風と空から、ピッタは火から、カパは地と水から成り立っています。(このアーユルヴェーダについては、次回詳しくお話したいと思います。)
 
人は、トリ・ドーシャがバランスよくあると健康的ですが、ヴァータ・ピッタ・カパのバランスが崩れると、病気を誘発するといわれています。ドーシャバランスが崩れる原因は、睡眠不足、暴飲暴食、不規則な生活、精神的ストレス、などがあります。
また、未消化物=アーマも病気の根本的な原因とされています。

消化吸収力が弱いと、体内にアーマが溜まります。この病気の根本的原因のアーマを日頃から取り除くには、白湯を飲むことが1番簡単に出来る健康法です。
女性には特におススメです!白湯を飲むことで滞っていた余分な水分や老廃物(マラ)などが排出されるので、結果的に浮腫みや便秘の解消がされていきます。
但し、飲み過ぎは逆効果です。朝の1杯は160~200ml、1日600~800mlを目安にお飲みください。


理想的な白湯は、蓋を外したままのケトルや鍋などで水を沸騰させ、さらに数分火にかけておきます。この時に換気をするとより良いとされています。

火を止めて、しばらく冷ましてからお飲みください。基本は50~60℃位と言われていますが、体が冷えている時などは60~80℃弱位でもよいかと思います。すするようにお飲みください。
「朝から面倒くさい」と思うかもしれませんが、例えば歯磨きや洗顔している間に出来あがりますよ。
是非、試してみてください。飲み始めてからしばらくすると、白湯が甘く、美味しく感じるようになります!!




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