2015年7月27日月曜日

熱中症対策~ 水分摂取

梅雨も明け、猛暑日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしですか?


今日は熱中症対策のひとつ、水分摂取に関してです。
皆さんは1日どの位、水分を摂っていますでしょうか?
「寝起きにまずコップ1杯」という方は拍手モノです!!

1日の水分摂取目安は約2.5ℓ
食事からの水分摂取と体内での水分代謝量を差引くと、お水をはじめお茶やコーヒーなどを約1.5ℓを摂ることになります。

ただ、あくまでも普段の日常生活範囲の目安であり、スポーツをした日や汗をたくさんかいた日はもっと補給しなければなりません。



特に猛暑日は、水分が不足すると脱水症や熱中症の原因になります。ちょっと体が怠い感じがするな・・・と、感じたら要注意ですよ!
こまめに水分摂取を心掛ける様にしましょう。
ヨーロッパの人は普段からミネラルウォーターを摂るようにしています。



講習会などで外国人と一緒になると、どの国の人も大抵、午前中だけで1リットル近く飲んでいました。
その他にコーヒーを2~3杯!!トイレも頻繁です(笑)
そのくらい、水分摂取が習慣となっています。と言いますか、かなり自由です!

日本では、飲みながら何かする・・・ということがお行儀悪いと言われてきたので、我慢するのに慣れてしまっているのでしょうね。


ただ、水分補給の仕方にも注意があります。水分を摂らなければ!という思いで一度にたくさん摂取しますと、水中毒という症状が引き起こされることが心配されます。

これは、体内のナトリウム濃度が低下して、内臓に負担がかかったり、体がだるくなったり、消化不良を起こしたりします。
ひどい場合は死に至ることもあるそうです。

子供の頃、スポーツの後に大量の水を飲んで、ちょっと気持ちが悪くなったのを思い出しました。

また、年齢とともに水分の摂取量が減少していきます。
基礎代謝の低下だけでなく活動代謝自体も減ってくるので、のどの渇きも感じにくくなります。
他にも、水分は誤嚥しやすく、そうなるとむせて苦しかったり、失禁などの排泄面で嫌な思いをしたくないあまり、水分摂取を促しても嫌がる場合があるので熱中症にかかりやすくなります。

ご高齢の方には、排泄面など精神的サポートをしながら、根気強くケアするしかないようですね。
そして、お水よりイオン飲料の方が水分吸収されやすいそうです。
また、ゼリー状の物やとろみをつけたり、フルーツ味をつけたりと、工夫するのも良いと思います。
お風呂の前後など、水分摂取が必要な時は冷やしたハイポトニック飲料を用いるとゴクゴク飲んでもらえますよ!
(注;ハイポトニック飲料の飲み過ぎは糖尿病、腎臓病などの持病がある方にはお勧めできません。)

近年は、10月辺りまで暑さが続きますので、どうか皆さん水分と栄養を充分に補給して、この夏を乗り切ってください。




美と健康をプロジュースASCLEホームページはこちらへ