2016年9月28日水曜日

神無月~参拝作法

お彼岸が過ぎたと言うのに今週は蒸し暑く、通勤途中に汗だくの人を見かけます。
いつになったら、秋らしくなるのでしょうね。




10月は「神無月〈かんなづき〉」です。
昔、日本中の神様が出雲の国に集まり、他の国には神様が居なくなってしまうことから「神無月」と呼ばれたそうです。
逆に、出雲では神様が集まってくるので「神在月〈かみありづき〉」と呼ばれています。

縁結びの神様として知られる大国主大神を祭る出雲大社(いずもおおやしろ)


神様にも会議があるのですねーー(*^_^*
縁結びのお話し合いでもされたのでしょうか・・・

ところで、皆さんは神社における参拝作法をご存知ですか?



鳥居をくぐる時は「一揖(いちゆう)」と言って、軽く一礼します。
そして参道を歩く際は、端を歩くようにします。
中央は「正中」と言って神様が通られる道だからです。

出雲大社の参拝は、正門の鳥居をくぐって右手にある「祓社(はらえのやしろ)」という小さい社で穢れを落とします。




参拝をする前に、まずは参道脇にある手水舎(てみずや)で、身を清めます。 


1.右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけて清めます。
2.次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
3.再度右手に持ちかえて左手掌で水を受け、その水を口にいれてすすぎます。
4.すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5.使った柄杓を立て、残った水を柄の部分に伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。

※直接柄杓に口をつけてはいけません。

身を清めたら、参拝です。

姿勢を正します。
お賽銭を入れます。投げるのではなく、静かに入れます。
次に鈴があれば鳴らします。
神様に自分が来たことを知らせます。

そして、拝礼です。

一般的には「二拝二拍手一拝」ですが、出雲大社では「二拝四拍手一拝」です。



最後、鳥居を出る際も礼を忘れずに!




美と健康をプロジュースASCLEホームページはこちらへ

0 件のコメント:

コメントを投稿