2016年8月8日月曜日

二の腕・フェイスラインのざらざらブツブツ~毛孔性苔癬

子供の頃から、二の腕や顔のライン辺りなどの皮膚に赤味がかった褐色のざらざら・ブツブツが出来ていて、悩んでいる人が結構いらっしゃいます。

これは「毛孔性苔癬」または「毛孔角化症」という皮膚疾患です。


背中や太ももに出来ている人もいます。
多くは思春期の辺りから出現し始めますが、稀に小学低学年の頃から発症している人もいます。
伝染性ではありませんが、遺伝的な場合が多いようですね。

毛穴に角質が溜まり、硬くなってしまい、触るとざらざらっと感じます。
20代後半辺りから自然に目立たなくなっていく人が多いのですが、30代40代の人でも、少し残ってしまっている人もいます。

ブツブツの正体は角栓ですから、特別処置が必要ってこともありませんし、良性の疾患のため放っておいても問題はありません。
ただ、女性は少しでも綺麗でいたいから、気持ち的に気になってしまいますよね・・・

どうしても気になって、早く改善したい!!っという場合は、レーザー治療やケミカルピーリングを行ないます。

ホームケアでしたら、大事なことは保湿です!
間違っても、自己判断でゴシゴシ垢すりを行なったりしないこと!!!
皮膚の保護作用で角質肥厚し、かえって悪化します。

尿素入りのクリームなどを用いて、皮膚を少しずつ柔らかくしていくことが大事です。
漢方はヨクイニンが良い!って、言われていますよ~

気になる人は、一度皮膚科にご相談くださいね。



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